■説明
下の記事の続編かもしれないし違うかもしれません。
今眠い頭で書いたので日本語とか間違ってるかもしれないかもしれないです。
問題は地の文だ…orz
ほんとダメです。一人称ぐっだぐだに迷いましたし、主観の地の文とか難しすぎる。
さっきのは第三者目線だから書きやすかったんですよ!><
■キャラ紹介
今回の目玉は天咲さん。
・天咲
職業:教師
白髪の20代前半の若者先生。
キャラデザとか考えてないんで、もしどうしても気になるというのなら
ギアスのマオでお願いします。てへっ
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■01.紡がれた言の葉「――黒瀬、君の望むことはなんだい?」
それは中学3年生の冬。15度目の誕生日。夕日が差し込む教室。
「…? 先生、急にどうしたんですか?」
唐突な一言に、下校準備を止めて振り返る。
振り返って気づく。おかしい。
先程まで忙しそうに下校準備をしていたクラスメイト達。
――彼らは、誰ひとりとして1ミリも動こうとしない。
異様な空気の中、担任の天咲は教壇の机に腰掛けて、唇に笑みを浮かべてこちらを見ている。
「!?」
「そんなに驚かなくてもいいって。時間が止まってるだけだよ。」
「…先生、どういうことですか?」
状況の把握が先だ。何が何だ? 何が起こっている?
「ああ、説明が遅れたね。申し訳ない。」
いつものようにヘラヘラと笑うと、さも当然のように
「先生は、実は神様なんだ♪」
とんでもない一言を放った。
何を言っているんだ? この人は?
普通に考えればただの世迷い事だ。
しかし…天咲はそんな突拍子もないことを言う性格ではなかったはずだ。
それに、現に時間が止まっている …ように見える。詳しい仕組みは分からないが。
まさか、真実?
いや、まだ断定するには早すぎる――
「君、ここの所毎日考えてるよね? "父親を変えたい"ってさ。」
「な、何故そんな事が分かるんですか?」
ありえない事だが、天咲の言うことは正しかった。
そして、オレの考えていた事は…天咲は疎か誰にも話していない。
それから導かれる結論は――、
「なんでも知ってるよー?神様だもん。」
信じるしか無い。
神様かどうかはともかく、天咲は「人外なる者」だ。
天咲が?人外なる者?神?
なるほど。
天咲に、理由の分からない嫌悪感を覚えていたのは、これが原因だったか。
「…お前、何しにオレの前に現れた」
「あれれ? 神様だって分かったのに逆に態度が横柄になったね。あはは、やっぱり黒瀬君おもしろいね!」
机の上の自称神は、心底愉快そうに笑う。
「オレは…神とかそういう人種が嫌いなんだ。悪いな。」
「正確には神は"人種"には含まれないけどね♪」
「どうだっていいだろ。それで、お前は時間止めてまでオレに何がしたいんだ?」
「最初に言った通りだよ。"君の望むことはなんだい?"」
「はぁ?お前がさっき言った通りだよ。分かってたんじゃねえのか?」
「父親を変える、ね。よし分かった!うん、君は見込み通りだよ!」
「分かったって何が?」
「君に力をあげようって言ってるんだよ。人を変える力を」
「…は?」
「今日は君の誕生日だよね。だから、僕から誕生日プレゼントに力をあげようって言ってるんだよ。」
人を変える力。
時を止める力を持つ天咲が言うのだから、実在するのだろう。
…が、オレは即答した。
「当然拒否する。」
「うん、そうだよね…って、え!?なんで!?」
心底驚いた、という風に天咲が大袈裟にのけぞる。
「いや、当然だろ。まったく、一方的に得体の知れないモン押しつけようとやがって…だから神ってのは嫌いなんだ。」
きょとんとする天咲を見据えてオレは続ける。
「人の世界に無断でズカズカと入り込むなんざ赦せねえんだよ。
自分から信じている奴ならともかくな、無関係な人間にまで"運命"とか適当な名前使って土足で踏み込むから嫌いなんだよ。オレの世界はオレのモノだ。本人の意志と関係無く、勝手に干渉しやがったら赦さねえから覚悟しとけ。」
黒瀬が神、仏の類を極端に嫌う理由はここにあった。
「あはは、嫌われたもんだなぁ…」
天咲は幾分か落胆している様子だ。
「ああ。だから、他人に強制的に介入するような力は絶対にいらない。分かったら今日あった事は誰にも言わねえからさっさと元の世界に戻しやがれ。」
「そっか…。なら、こういうのはどうかな?」
「まだ何かあるのかよ?」
「うん♪ 君、誓いを立てる気はない?」
「どういう事だ?」
「だから、誓いだよ。君、変えたい事があるんじゃない?」
変えたい事。
…それは紛れもなく、父と、父を取り巻く世界だ。
「…誓うとどうなる?」
「そうだね…誓ってくれたら、君と契約をすることにしよう。」
「内容は?」
「神として、"君には干渉しないこと"だ。君は、自分の道を自分の足で進んでいい。」
「…対価は何だ。何が望みだ。」
「この国は…上層にいる人間達が徒党を組み、自分だけが得をするような政治を行っている。僕としても、救うべき人間は少ない方が嬉しいんだ。だから、」
一度言葉を切る。そして、ため息のように言葉を吐き出す。
「この国を、より良い方向に導いて欲しい。」
「…何だと? それだけでいいのか?」
思わず口をついて出た。
そう…ほんとに、それだけか? という思いが強かった。
「それだけ? って。簡単に言うけど、難しいことだよ?」
「ああ、分かってる。でもな、後々オレはそれをするつもりだった。だから問題ない。バカ親父を更正させるついでだ。政治変えるだけで、自分だけの世界を創れるオマケまでもらえるなんざ…願ったり叶ったりだよ。お前案外いい奴だな。」
「…あははは、やっぱり君に話して正解だったよ!!」
天咲は歓びと更なる好奇心の入り交じった恍惚の表情を浮かべていた。
「じゃぁ、特に期限は定めない!頑張ってくれよ、僕の希望!」
契約は成された。
笑顔と共に、神の指が鳴らされる。
パチン、と世界の静止が溶け去り、地球は回転を再開した。
「世界を変える。」
それが黒瀬の誓い。
15回目の誕生日に立てた、誓いの旗だった。
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これがハジマリですね\(^o^)/
弱い。弱すぎる\(^o^)/
02.の内容は考え中です。
なんかあれですね。
小説もどきでも、書いてると小論文対策になるね、うん!
ただ…
プロット?何それうめーの?状態の僕なので
いつまで続くか分からんとです。
それに短編じゃないしね…長編だしね…
無理じゃ、ないかな…。